特集 小児科医が診る皮膚症状――日常的な訴えから見逃したくない疾患まで
4.小児の円形脱毛症診療――小児科医が相談を受けたときに知っておきたいこと
伊藤 泰介
1
1浜松医科大学皮膚科学講座
pp.792-798
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003976
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小児の円形脱毛症は保護者の不安がきわめて強く,プライマリケアを担う小児科医が最初に相談を受ける機会も多い.本症は周囲からのいわれのない指摘,本人の精神的不安定さ,不登校を招くこともあり,患児と家族への負担は甚大である.本稿では小児科医の円滑な初期対応を目的に,病態の概要,鑑別疾患,ガイドラインに基づく最新治療,専門医への連携タイミングや心理的ケアを解説する.適切な見極めと早期の皮膚科連携が,児のQOL向上に寄与する.

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