特集 小児科医が知っておきたい 子どもの耳・鼻・のどの診療Ⅱ
1.反復性中耳炎とことばの遅れ・発達との関連――小児科医が知っておきたい評価と対応
吉冨 愛
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1東京都立病院機構東京都立小児総合医療センター耳鼻いんこう科
pp.295-300
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003823
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中耳炎は乳幼児診療で頻繁にみられる疾患であり,反復することで保護者からことばの遅れや発達への影響が懸念されることが多い.中耳炎に伴う難聴の多くは一過性であるが,中耳貯留液の遷延により,言語獲得期に断続的な聴覚低下が生じる点は臨床的に重要である.本稿では,反復性中耳炎と聴覚・言語発達との関連について概説し,小児科外来で押さえるべき評価の視点,耳鼻咽喉科への紹介のタイミング,保護者説明の要点を整理する.

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