症例
特徴的なミオクローヌス症状のみから診断したミオクローヌス・ジストニア症候群(DYT11ジストニア)の1例
水谷 修平
1,2
,
白木 杏奈
1
,
成田 肇
1
,
光松 孝真
1
,
隈井 すみれ
1
,
鈴井 良輔
1
,
澤村 文
1
,
川口 将宏
1
,
鈴木 健史
1
,
牧 祐輝
1,2
,
山本 啓之
1
,
中田 智彦
1
,
城所 博之
1
,
太田 穂高
3
,
瓦井 俊孝
4
,
夏目 淳
1,5
1名古屋大学大学院医学系研究科小児科学
2トヨタ記念病院小児科
3三重県立総合医療センター小児科
4徳島大学脳神経内科
5名古屋大学大学院医学系研究科障害児(者)医療学寄附講座
キーワード:
ミオクローヌス・ジストニア症候群
,
DYT11ジストニア
,
SGCE遺伝子
,
ミオクローヌス
,
ジストニア
Keyword:
ミオクローヌス・ジストニア症候群
,
DYT11ジストニア
,
SGCE遺伝子
,
ミオクローヌス
,
ジストニア
pp.635-640
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002610
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現病歴:3歳頃からコップで水を飲む時や鉛筆をもつ時に肩や上腕がびくっとするようになった.症状は毎日あり,とくに夕方以降や疲労時,緊張時に増悪した.就寝中に症状はみられなかった.5歳になっても症状が持続しており,近医で非てんかん性ミオクローヌスと診断され,クロバザムが開始された.その後も症状が存続し,原因精査のため当院を紹介受診した.
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