[連載] 最近の外国業績より
血液
日本医科大学小児科学教室
pp.926-929
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001356
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背 景 小児急性リンパ性白血病(ALL)は国立がん研究所(NCI)分類,遺伝学的特徴,治療反応性[細胞形態学や微小残存病変(MRD)]によってリスク分類される.高リスク(HR-ALL)群の長期の無病生存率(EFS)は65~80%と報告されている.再寛解導入療法を2回繰り返すことで治療成績が改善したことから,AIEOP-BFM(Associazione Italiana di Ematologia e Oncologia Pediatrica:Berlin-Frankfurt-Munster)ALL 2000の臨床試験ではHR群の早期強化療法後の治療として以下の比較試験を行った.
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