経験
産科・小児科を有する総合病院における産科医療補償制度の現況
小林 靖明
1
,
津久井 瑞江
1
,
柴田 映道
1
,
隅田 能雄
2
1足利赤十字病院小児科
2足利赤十字病院産婦人科
キーワード:
産科医療補償制度
,
無過失補償
,
脳性麻痺
,
総合病院
Keyword:
産科医療補償制度
,
無過失補償
,
脳性麻痺
,
総合病院
pp.912-916
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001353
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わが国で初めての無過失補償制度となる産科医療補償制度が2009年1月に創設され,これまでに約2,800件が補償対象となった.当院では11件で本制度の申請にかかわり,うち8件が補償対象となった.産科,小児科を有する地域の総合病院では,両科で本制度に関与する機会がある.これまでの補償対象者数が予測よりも少ないことから,脳性麻痺児とその保護者や周産期医療機関に対して,本制度のさらなる周知が必要と考えられる.
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