特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説&プログレス
序文
pp.466-467
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001271
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医学は日進月歩,ものすごい勢いで進歩しています.小児科学も例外ではありません.しかも情報が氾濫する現代において,診療する側もされる側も何を信じればよいのかわからなくなります.そのような社会的背景のもと,診療ガイドラインが次々と作成されています.それぞれの学会のエキスパートがクリニカル・クエスチョンを設定し,文献を網羅的に解析し,推奨度を判定して作成されたものです.もちろん一つ一つの疾患についてすべてのガイドラインを手元に置いて診療すべきなのかもしれませんが,流石にそれは現実的ではありません.また,ガイドライン自体は往々にして無機質的な表現ばかりになりがちで,現場で活用するには今ひとつピンと来ないという感想をお持ちの諸兄も多いのではないかと推察いたします.
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