今月の臨床 母子感染—最新の管理指針を考える
ウイルスの母子感染とその管理
5.ヒトパルボウイルスB19
成瀬 寛夫
1
1聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター産科
pp.1284-1286
発行日 2000年11月10日
Published Date 2000/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904179
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ヒトパルボウイルスB19(以下,B19)感染は多彩な臨床像を呈し,小児では伝染性紅斑(りんご病)を,慢性の貧血患者ではaplastic crisisを起こし,妊婦では流死産,非免疫性胎児水腫の原因として重要である.本稿では周産期の臨床で必要となるB19感染に関する事項をまとめた.
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