特集 整形外科におけるリスクマネジメント
序文
中島 勧
1
pp.364-364
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/seJ.0000000039
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社会の高齢化と共に,疾患を持ちながら社会生活を送る人が増え,かつては高齢や管理の困難さなどを理由に治療対象とされる機会が少なかったハイリスク患者に対しても,QOL を維持するために整形外科手術が選択されるようになってきた。他方,インターネットの普及により,患者が診断から治療法,薬の副作用から治療の合併症まで,医療に関する情報を入手することが容易になった。その結果,以前は合併症という説明で済まされてきたものが,予期に加えて対処までも必須と判断される機会が増えてきた。
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