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特集 整形外科領域における疫学研究の最前線
Yakumoスタディ―八雲町における40年を超える地域住民コホートの歩みと脊椎・ロコモ関連研究―
Yakumo study:a 40-year community-based cohort on musculoskeletal health
大内田 隼
1
,
中島 宏彰
1
,
伊藤 定之
1
,
世木 直喜
1
,
今釜 史郎
1
Jun OUCHIDA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科,整形外科学
キーワード:
Community-based cohort
,
Longitudinal cohort study
,
Locomotive syndrome
Keyword:
Community-based cohort
,
Longitudinal cohort study
,
Locomotive syndrome
pp.1031-1038
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003908
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要旨:Yakumoスタディは1982年に北海道八雲町と名古屋大学の協同で開始され,その後,整形外科,内科,泌尿器科,眼科,耳鼻科,心理班が一体となった包括的住民コホートとして40年以上継続されてきた。同一個人を長期追跡できる縦断設計と多科横断的なデータベースは国内外でも稀有であり,その貴重なデータをもとに数多くの研究論文を発表しており,整形外科領域では加齢に伴う脊椎矢状面アライメントの悪化,腰仙椎のアライメント不調和と立位バランスの不安定性の関連,ロコモティブシンドローム(ロコモ)と転倒リスクの関連など実臨床の実践に直結する研究成果を示している。近年ではCOVID-19パンデミック下での運動習慣の継続がロコモ発症と生活の質(QOL)低下を抑制することを示すなど,超高齢社会における運動器疾患予防の根拠として重要な成果を提供している。

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