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特集 投球障害肩の診療update
診断技術の革新
野球選手における肩甲上腕関節の動作解析―四次元CTを用いて―
Glenohumeral joint motion analysis of baseball players;four-dimensional CT evaluation
門間 太輔
1
,
沼口 京介
2
,
松居 祐樹
2
,
近藤 英司
1
,
岩崎 倫政
2
Daisuke MOMMA
1
,
Kyosuke NUMAGUCHI
2
1北海道大学病院,スポーツ医学診療センター
2北海道大学大学院医学研究院,整形外科学教室
キーワード:
Baseball
,
Glenohumeral joint
,
4D-CT
Keyword:
Baseball
,
Glenohumeral joint
,
4D-CT
pp.131-134
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003689
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要旨:投球肩は,投球競技者における様々な肩関節障害の総称であり,単一の病態で生じることは少なく,関節内および関節外の要因が複数関連した複雑な病態を示すことが多い。今回われわれは,四次元CT(4D-CT)を用いて,大学野球投手の肩甲上腕関節の動作解析を試みた。4D-CTを用いた動作解析においては,内外旋動作における投手の投球側では非投球側よりも上腕骨頭中心の変位量が大きい結果であった。また,関節接触面の変化について定量的に評価することが可能であり,さらに上腕骨頭中心と関節接触面の中心は相対する方向に動くことが4D-CTにより明らかにされた。投球肩の診断に4D-CTが有用である可能性が示唆された。

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