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特集 投球障害肩の診療update
治療法のアップデート
投球障害肩における関節内インピンジメントの病態・治療
Pathophysiology and management of internal impingement in the thrower’s shoulder
志賀 研人
1
,
西中 直也
1
Kento SHIGA
1
1昭和医科大学藤が丘病院,整形外科
キーワード:
Thrower’s shoulder
,
Internal impingement
,
Pulley lesion
Keyword:
Thrower’s shoulder
,
Internal impingement
,
Pulley lesion
pp.135-143
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003690
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要旨:関節内インピンジメントは野球などのオーバーヘッドスポーツにおける投球障害肩において重要な病態である。前上方インピンジメント(ASI)と後上方インピンジメント(PSI)に分類され,反復する投球動作のストレスにより肩関節の前方不安定性と後方タイトネスが生じ,これらが複合的に組み合わさることで生じる。ASIはフォロースルー動作での屈曲内旋位で,PSIは後期コッキング期の外転外旋位で疼痛が生じる特徴があり,関節内局所麻酔薬テストで疼痛が軽減される。投球障害肩の基本治療は保存療法だが,適切なリハビリテーションを行っても改善がなく機械的な損傷が予測されるときに手術を行う。われわれが行った手術成績はいずれも良好で,関節鏡視では疼痛肢位での関節内インピンジメントがみられ,LHBプーリーの損傷があるものについては,これを修復することでインピンジメントが改善した。

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