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特集 整形外科領域におけるAIの進歩
大規模言語モデルの医療利用に関する展望と課題
Applications and challenges of large language models in healthcare
藤田 浩二
1
,
黒岩 智之
2
Koji FUJITA
1
,
Tomoyuki KUROIWA
2
1東京科学大学医療イノベーション機構,医療デザイン室
2東京科学大学,整形外科学分野
キーワード:
Large language model
,
Clinical decision support
,
Generative AI
Keyword:
Large language model
,
Clinical decision support
,
Generative AI
pp.1411-1414
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003601
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要旨:大規模言語モデル(LLMs)の医療応用に関する最近の進展と課題を検討した。LLMsは診断支援,書類作成支援,教育,創薬など多領域での活用が試みられており,診断支援ではMed-PaLMやGatorTronといった医療特化型モデルの高精度が報告されている一方,hallucinationや再現性の問題も指摘されている。われわれは整形外科疾患を対象にChatGPTの診断精度と受診推奨傾向を検証し,疾患間での精度差や再現性のばらつきを明らかにした。論文発表以降,マルチモーダルLLMの登場や国内外での臨床実証が進展してきたが,同時に倫理的・法的課題,社会実装に向けた制度整備の重要性も浮き彫りとなってきた。今後は,現場実態に即した技術設計と医療現場での実証的評価が普及拡大の鍵となる。

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