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プレゼンテーションの「完成」
堀内 圭輔
1
Keisuke HORIUCHI
1
1防衛医科大学校,整形外科学講座
pp.1507-1507
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003212
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有名な話かと思いますが,Apple社の前CEOのSteve Jobsは「プレゼンテーションの天才」だったと言われています。2005年のスタンフォード大学での講演は特に評価が高く,YouTubeでの再生回数は5千万回を超えており,伝説的な講演になっています。視聴された方も多いのではないでしょうか。しかし,そのSteve Jobsでさえ,講演原稿を書いた後は毎日繰り返し諳んじ,家族の前で何度も予行演習を行っていた,と言われています。また,意外なことに,講演当日の朝は,緊張のため異常なまでに気が張っていたとも伝わっています。つまり,「天才」と称されたSteve Jobsでも,プレゼンテーションは手ごわい存在であり,その陰には凡人には想像できない重圧があったようです。
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