Japanese
English
症例
大腿骨変形癒合に対して一期的矯正骨切り術(三次元骨切り術)を行った1例
Three-dimensional corrective osteotomy for femoral malunion;a case report
奥田 龍一郎
1
,
山田 和希
2
,
鉄永 智紀
3
,
小浦 卓
1
,
井上 智博
1
,
尾﨑 敏文
4
Ryuichiro OKUDA et al
1
,
Kazuki YAMADA
2
,
Tomonori TETSUNAGA
3
,
Toshifumi OZAKI
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科,生体機能再生・再建学講座(整形外科)
2岡山大学学術研究院医歯薬学域,運動器医療材料開発講座
3同上,運動器地域健康推進講座
4同上,整形外科
キーワード:
Corrective osteotomy
,
Malunion
,
3D printing
Keyword:
Corrective osteotomy
,
Malunion
,
3D printing
pp.1291-1295
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003139
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:右片側肥大症の男子で,6cmの脚長差に対して10歳時に左大腿骨延長術を施行し,7cm延長した。10カ月で抜釘したが骨延長部が骨折した。保存療法にて骨癒合を得たが,内反屈曲変形が残存したため,14歳時に一期的矯正骨切り術(三次元骨切り術)を施行した。3Dプリンターにより分割造形した骨モデルを用いて術前計画し,正確な手術が可能であった。術後9カ月で骨癒合を認め,スポーツ活動も可能となった。
Copyright © 2024, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.