机上の想いのままに
自由律俳句について
西野 仁樹
1
Jinju NISHINO
1
1東和病院,整形外科
pp.1700-1700
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001529
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正岡子規の俳句近代化の試みののち,河東碧梧桐は自然主義の影響を受けて個性重視,接社会を説き,五七五の定型を徐々に破って「新傾向俳句」と称した。子規の跡を継ぎ「ホトトギス」を主宰した高浜虚子は,こうした傾向に対して危機感を覚えて俳壇に復活,季語,花鳥諷詠,客観写生の重要性を主張した。これはなお現代俳句でも主流である。
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