Japanese
English
特集 骨粗鬆症リエゾンサービス
骨粗鬆症治療の病診連携
-―DXA共同利用を中心に―
Collaboration between hospital and community clinic for osteoporosis;sharing DXA system
小谷 俊明
1
,
三上 浩史
2
,
石田 拓未
3
,
木村 弘美
4
,
岸田 俊二
1
,
加藤木 丈英
5
Toshiaki KOTANI
1
,
Hiroshi MIKAMI
2
,
Takumi ISHIDA
3
,
Hiromi KIMURA
4
,
Takehide KATOGI
5
1聖隷佐倉市民病院,整形外科
2同上,地域医療連携室
3同上,放射線科
4同上,看護部
5同上,リハビリテーション室
キーワード:
Osteoporosis
,
Osteoporosis liaison service
,
Sharing system
Keyword:
Osteoporosis
,
Osteoporosis liaison service
,
Sharing system
pp.1595-1598
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001119
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要旨:当院では,2014年10月に11名の骨粗鬆症マネージャーを中心に骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)チームを立ち上げた。病院でのDXAを地域診療所で有効活用するために,骨粗鬆症マネージャー以外に地域医療連携部門の事務スタッフ,診療放射線技師もOLSチームに加え,委託契約型のDXA地域共同利用システムを構築した。現時点では想定よりも利用件数が伸びておらず,内科診療所のサポートを急性期病院としてどのように行うべきか,診診連携の仕組みをどのようにつくるか,などの課題が残っている。一方,多職種による地域連携の仕組みづくりの経験は職員の能力向上や病院,地域の活性化に役立つ。
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