Japanese
English
特集 足関節の鏡視下手術
足底腱膜炎に対する鏡視下手術
Endoscopic treatment for refractor plantar fasciitis
安井 洋一
1
,
宮本 亘
1
,
三木 慎也
1
,
高尾 昌人
2
Youichi YASUI
1
,
Masato TAKAO
2
1帝京大学医学部,整形外科学講座
2重城病院CARIFAS足の外科センター
キーワード:
Plantar fasciitis
,
Endoscopic surgery
,
Plantar fascial release
Keyword:
Plantar fasciitis
,
Endoscopic surgery
,
Plantar fascial release
pp.399-403
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000837
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要旨:足底腱膜炎は,日常診療で診療する機会が最も多い足部・足関節疾患の一つである。保存療法には,安静,消炎鎮痛剤内服,運動量調整,装具,靴の工夫,減量,理学療法,患部へのステロイド注射,体外衝撃波などがある。これらの保存療法は非常に有効で,数カ月以内に約9割の症例が軽快する。手術療法は6~12カ月の保存療法で治療効果を得られない症例に対して行う。本稿では,筆者らが行っているsuprafascial法による鏡視下足底腱膜部分切離術の手技を詳細に紹介した。加えて,本術式を行った23例24足の術後平均観察期間47カ月での術後成績について報告した。
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