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最新医用画像技術:AIと放射線治療
角谷 倫之
1
,
松田 匠平
1
,
竹内 孝至
1
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梶川 智博
1
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田中 祥平
1
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田邊 俊平
1
,
勝田 義之
1
,
伊藤 謙吾
1
,
神宮 啓一
1
1東北大学大学院 医学系研究科放射線腫瘍学分野
キーワード:
AI
,
放射線治療
,
医用画像
Keyword:
AI
,
放射線治療
,
医用画像
pp.163-171
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000001142
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AIは放射線治療分野においても積極的研究が行われており,すでに一部の機能については臨床利用され始めている。我々の医学物理グループでは,これまで医用画像技術の研究,特に非剛体レジストレーションを行ってきた。ここ数年は放射線治療におけるAIの研究を活発に行っている。我々医学物理士は,医療現場にいながらも物理研究を実施できるため,医療現場と物理工学技術の円滑な橋渡し研究が実施でき,この環境はAI研究にも適していると考えられる。これまでの経験を含めて放射線治療におけるAIの活用について2019年度放射線治療談話会第2回例会にて発表する機会をいただいた。本稿はその内容をまとめたものである。今後の放射線治療におけるAIの活用や研究に取り組まれる方々への一助となれば幸いである。
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