特集 ロボット支援結腸癌手術の現在地
Ⅰ.総論 2)ロボット支援結腸癌手術の手術適応─今後の1st choiceは腹腔鏡かロボットか
奥谷 浩一
1
,
野田 愛
1
,
三代 雅明
1
,
石井 雅之
1
,
三浦 亮
1
,
竹政 伊知朗
1
1札幌医科大学消化器・総合,乳腺・内分泌外科学講座
キーワード:
結腸癌手術
,
ロボット支援手術
Keyword:
結腸癌手術
,
ロボット支援手術
pp.1573-1577
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004063
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大腸癌に対する低侵襲手術は1991年にJacobら1)により腹腔鏡手術が,2002年にWeberら2)によりロボット支援手術が報告され,以後急速に発展してきた。2022年4月にロボット支援結腸悪性腫瘍手術が保険収載され,急速に導入が進んでいる。2022年にはロボット支援手術の術者条件が緩和され,日本内視鏡外科学会(Japan Society for Endoscopic Surgery;JSES)の技術認定制度において,2023年からロボット支援手術症例が認められたことから,若手外科医がロボット支援手術を執刀する機会が増加することが考えられる。
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