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特集 外科医必携 緊急対応が必要な大腸疾患
大腸癌診療での緊急対応
結腸癌術後縫合不全
Anastomotic leakage after colon cancer surgery
原口 直紹
1
,
松田 宙
1
,
藤井 善章
1
,
西村 潤一
1
,
安井 昌義
1
,
大植 雅之
1
Naotsugu HARAGUCHI
1
1大阪国際がんセンター消化器外科
キーワード:
結腸癌手術
,
縫合不全
,
合併症
Keyword:
結腸癌手術
,
縫合不全
,
合併症
pp.1296-1301
発行日 2022年11月20日
Published Date 2022/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213939
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【ポイント】
◆縫合不全は,患者の予後ならびにQOLに直結する合併症である.
◆縫合不全の回避にはICGを用いた術中の血流評価が有用であり,加えて,左側結腸の場合には経肛門ドレナージチューブ留置による内減圧が有効である.
◆右側,横行結腸では体腔内吻合で縫合不全が少ないという報告が出ているが,今後さらなる解析が必要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年11月末まで)。
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