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特集 鼻副鼻腔・頭蓋底手術のスキルアップ—鼻科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕
《On the jobトレーニング》
解剖学的ランドマークの見つけ方
How to identify anatomical landmarks during endoscopic sinus surgery
和田 弘太
1
Kota Wada
1
1東邦大学医療センター大森病院耳鼻咽喉科
キーワード:
ESS
,
副鼻腔解剖
,
building block concept
,
蝶形骨洞
,
Onodi cell
Keyword:
ESS
,
副鼻腔解剖
,
building block concept
,
蝶形骨洞
,
Onodi cell
pp.151-157
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202919
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POINT
●中鼻甲介がendoscopic sinus surgery(ESS)における最も重要なランドマークとなる。前方では鼻堤,後方では第三基板(中鼻甲介基板)と連続する構造物が中鼻甲介である。
●鉤状突起をきれいに切除することで外側限界の眼窩壁が,第三基板を上方に追うことで上限界である頭蓋底が明視下になる。
●第三基板をランドマークにすると前篩骨動脈の位置が理解しやすい。
●Onodi cellと蝶形骨洞前壁の分類から,視神経管が最後部篩骨洞および蝶形骨洞前壁のランドマークとなる。
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