手術手技
困難症例(肥満症例,進行胃癌)に対する腹腔鏡下胃切除術におけるガーゼテーピング法
浜川 卓也
1
,
西田 謙太郎
1
,
赤丸 祐介
1
,
竹野 淳
2
,
平尾 素宏
2
1労働者健康安全機構 大阪ろうさい病院外科・消化器外科
2国立病院機構 大阪医療センター外科
キーワード:
腹腔鏡下胃切除術
,
ロボット支援胃切除術
,
術野展開
Keyword:
腹腔鏡下胃切除術
,
ロボット支援胃切除術
,
術野展開
pp.371-375
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003765
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
腹腔鏡下 / ロボット支援胃切除術において安全に手術を行うためには良好な術野展開が重要である。肥満症例では,血管周囲脂肪が厚いため組織把持が難しく,郭清部位に良好なテンションをかけるのが困難で,術野展開の難度が高い。また,進行胃癌では腫瘍が大きいことに加えて漿膜浸潤部や腫大リンパ節を直接把持しないといった配慮が必要で,術野展開の難度が高い。
Copyright © 2024, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.