総特集 外科医の働き方改革を考える
◆テーマ5:育児に配慮した働き方改革とは 3.男性外科医の育児参加─男性育休の経験とアンケート調査から考える課題点
高木 泰介
1
,
大木 亜津子
1
,
鈴木 裕
1
,
阪本 良弘
1
,
須並 英二
1
,
阿部 展次
1
1杏林大学医学部消化器・一般外科
キーワード:
男性の育児休業
,
外科医
,
ワークライフバランス
Keyword:
男性の育児休業
,
外科医
,
ワークライフバランス
pp.134-139
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003685
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わが国の人口は2010年の1億2,805万人をピークに減少に転じているが,少子化による影響が大きい。少子化の原因の1つに子育ての負担が大きいことが挙げられる。女性の社会進出が進み共働き世帯が増えるなか,男性にはこれまで以上に育児参加することが求められている。2022年10月に「育児・介護休業法」の改正があり,男性の育児休業(男性育休)を推進していく動きがある。医師の働き方改革が進み,ワークライフバランスにも注目が向けられるなか,男性外科医においても育児休業の取得だけではなく,家事・育児をどのように分担するかは重要な課題である。
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