総特集 鼠径部切開法を見直す
小児鼠径ヘルニア修復術(Potts法,Ferguson法)
長江 逸郎
1
,
林 豊
1
,
渡辺 隆文
1
,
四柳 聡子
1
,
西村 絵美
1
,
永川 裕一
1
1東京医科大学消化器・小児外科学分野
キーワード:
小児鼠径ヘルニア
,
Potts法
,
LPEC法
Keyword:
小児鼠径ヘルニア
,
Potts法
,
LPEC法
pp.983-989
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002806
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腹腔鏡手術の発展・普及により,鼠径部切開法が時代遅れではないかと思う若手外科医が少なからずいるように感じる。事実,2013年のNational Clinical Database(小児外科領域)Annual Report1)では,鼠径部切開法による手術15,423件,腹腔鏡手術5,981件と鼠径部切開法のほうが有意に多かったが,2018年のAnnual Report2)では鼠径部切開法9,943件,腹腔鏡手術8,339件とほぼ同数に並ぶ勢いになっている。
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