総特集 鼠径部切開法を見直す
Bilayer法(PHS,UHS)
嶋田 元
1
,
松原 猛人
1
1聖路加国際病院ヘルニアセンター
キーワード:
Bilayer
,
PHS
,
UHS
Keyword:
Bilayer
,
PHS
,
UHS
pp.901-907
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002797
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Bilayer法は鼠径部切開法によるメッシュを用いた鼠径部ヘルニア修復法の1つである。1992年にGilbertにより2枚のメッシュを腹膜前腔と鼠径管後壁に留置する方法で412例に実施され,1例の再発であった1)。1998年に商用デバイスとして発売されてからBilayer法が広まった。Fruchaudのmyopectineal orificeを完全被覆できる術式の1つで,鼠径部を横筋筋膜の前後2層でメッシュ補強する方法である。
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