発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005187072
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Bilayer patch deviceを用いた術式は,鼠径管を前方から開き,内鼠径輪あるいは鼠径管後壁から腹膜前腔に到達しunderlay patchを腹膜前腔(腹膜前筋膜浅葉と深葉のあいだ)および腹膜と精管・精巣動静脈をおおう腹膜前筋膜深葉のあいだに配置し,myopectineal orifice全体を後方から被覆し,さらにonlay patchで鼠径管後壁,内鼠径輪を含む外側三角を広く被覆する.横筋筋膜と腹膜のあいだの筋膜構成の解剖の理解が重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005