手術手技
腹腔鏡下低位前方切除術における子宮マニピュレーターを用いた術野展開
高橋 秀和
1
,
植村 守
1
,
三吉 範克
1
,
荻野 崇之
1
,
江口 英利
1
,
土岐 祐一郎
1
1大阪大学消化器外科
キーワード:
腹腔鏡手術
,
直腸癌
,
子宮筋腫
Keyword:
腹腔鏡手術
,
直腸癌
,
子宮筋腫
pp.1985-1992
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002542
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直腸癌に対する手術においては,確実な直腸間膜全切除(total mesorectal excision;TME)1),CRM(circumferential resection margin)2)の確保,肛門側断端(distal margin;DM)の確保が重要であり,直腸癌切除において腹腔鏡手術を適応する際,これを担保することが必須となる。条件をクリアできる経験を積んだ施設や術者は,拡大肢効果や特異的デバイスなどによるメリットを最大化することができるため,開腹手術に比べ,腹腔鏡手術の有用性が上回る可能性が高い。
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