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特集 イラストでみる大腸癌腹腔鏡手術のポイント
腹腔鏡下低位前方切除術
Laparoscopic surgery for lower rectal cancer
吉冨 摩美
1
,
長谷川 傑
1
,
平井 健次郎
1
,
肥田 侯矢
1
,
河田 健二
1
,
篠原 尚
1
,
坂井 義治
1
Mami YOSHITOMI
1
1京都大学消化管外科
pp.154-162
発行日 2016年2月20日
Published Date 2016/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211073
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【ポイント】
◆直腸癌手術の基本となる直腸間膜全切除(TME)を安全・確実に行うにあたっては,骨盤内外科解剖を正確に認識するための術野展開が求められる.
◆術野展開の要は,助手両手と術者左手の鉗子による適切な緊張であり,それによって剝離層および切開すべきラインが自ずと提示される.
◆高難度に位置づけられる直腸癌手術において,各ステップの術野展開を重視した術式の定型化が,手技の習熟と継承のために肝要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年2月末まで)。
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