特集 消化器・一般外科におけるCommon Diseaseの手術 エルステから高難度まで
Ⅲ 鼠径部ヘルニア手術 12 単孔式TEP法
和田 則仁
1
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)
キーワード:
局所麻酔下
,
整容性
,
自己固定型メッシュ
Keyword:
局所麻酔下
,
整容性
,
自己固定型メッシュ
pp.655-665
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002167
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鼠径部ヘルニアは良性のCommon Diseaseであるが,手術侵襲を加える以上は,術前より何かが良くなったと患者が実感できることが求められる。単孔式内視鏡手術は多孔式に比べ整容性に優れていることから注目されているが,技術的困難性が高い手術である。自施設の術式が患者にとってどのようなメリットやリスクがあるのかを検証しつつ,安易な実施は厳に慎まなければならない。
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