特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
食道外科 4 食道切除後の標準的再建ルート 胸骨後再建の立場から
渡邊 雅之
1
,
堀 創史
1
,
大竹 玲子
1
,
上月 亮太郎
1
,
問端 輔
1
,
高橋 慶太
1
1がん研有明病院食道外科
キーワード:
食道癌
,
再建経路
,
胸骨後再建
Keyword:
食道癌
,
再建経路
,
胸骨後再建
pp.439-446
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001614
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食道癌に対する食道切除後の頸部食道胃管吻合再建における再建経路において,主に用いられる再建経路は胸骨後と後縦隔である。これらの優劣については議論が多いところであり,一定の見解はない。われわれは2014年以降,胸骨後経路を標準術式としている。
本稿では,われわれが胸骨後経路を第一選択とする理由について,実際の手術手技を交えて述べることとする。
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