手術手技
膵臓と血管のfusion-image 3D-CTによる横行結腸癌のimage-guided surgery
原 賢康
1
,
廣川 高久
2
,
志賀 一慶
2
,
高橋 広城
2
,
松尾 洋一
2
,
瀧口 修司
2
1名古屋市立大学消化器外科/名古屋市立西部医療センター消化器外科
2名古屋市立大学消化器外科
キーワード:
横行結腸癌
,
image-guided surgery
,
膵臓
Keyword:
横行結腸癌
,
image-guided surgery
,
膵臓
pp.327-333
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001580
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横行結腸癌手術におけるアプローチ法はさまざまな報告がなされており,いまだ議論が絶えない領域である。癌手術の本質は領域リンパ節の確実な郭清であり,そのために必要なものとして栄養血管の適切な根部処理と腸間膜の過不足のない摘出が挙げられるものの,隣接する膵臓や十二指腸との関連,さらには豊富に存在する血管の破格などから,横行結腸癌手術は定型化の難しい手術の1つとされている1-3)。
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