手術手技
残胃癌に対する腹腔鏡下残胃全摘術
角谷 慎一
1
,
辻 敏克
1
,
高橋 徹
2
,
稲木 紀幸
2
,
伴登 宏行
1
1石川県立中央病院消化器外科
2順天堂大学医学部附属浦安病院消化器・一般外科
キーワード:
残胃癌
,
腹腔鏡手術
Keyword:
残胃癌
,
腹腔鏡手術
pp.1715-1719
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001451
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近年,胃癌に対する外科治療の成績向上・生存率改善に伴い,残胃癌に遭遇する機会が増加している1)。残胃癌に対する手術は初回手術による腹腔内の癒着の影響が大きい。そのため残胃癌に対する腹腔鏡手術はその手技の困難性からほとんど行われていなかった。しかしながら,近年胃癌に対する腹腔鏡手術の普及に伴って進行癌や胃全摘症例への適応が拡大されてきており,残胃癌に対する腹腔鏡手術の報告も散見されるようになってきた2-4)。
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