手術手技
食道癌切除後後再建における血流温存を目的とした横行結腸グラフト変法
首藤 潔彦
1
,
森 幹人
1
,
小杉 千弘
1
,
成島 一夫
1
,
幸田 圭史
1
,
松原 久裕
1
1帝京大学ちば総合医療センター外科
キーワード:
食道癌
,
手術
,
結腸再建
Keyword:
食道癌
,
手術
,
結腸再建
pp.181-188
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000569
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
頸部食道癌での遊離腸管移植や腹部食道癌(食道胃接合部癌)での下部食道噴門側胃切除といった特殊な術式を除き,通常の胸部食道癌切除後の再建には胃管を用いることが標準的である。しかし,胃切除後や同時性胃癌などで胃管を使用できない場合には結腸や空腸が再建臓器として使用される。アプローチ法(開胸・胸腔鏡)や再建経路(胸壁前・胸骨後・後縦隔),吻合部位(頸部・胸腔内)を総合すると術式のバリエーションは多い。
Copyright © 2018, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.