手術症例報告
大動脈浸潤肺腫瘍に対しステントグラフト挿入術を併用し治療した1例
数野 圭
1
,
小林 零
2
,
木下 肇
1
,
佐藤 博重
1
,
村田 聖一郎
1
1板橋中央総合病院心臓血管外科
2板橋中央総合病院呼吸器外科
キーワード:
肺腫瘍
,
大動脈浸潤
,
胸部ステントグラフト挿入術
Keyword:
肺腫瘍
,
大動脈浸潤
,
胸部ステントグラフト挿入術
pp.1363-1366
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000116
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肺癌の大動脈浸潤はT4因子であり,その合併切除については成績もいまだに不良な部分もあり,その適応・手技について議論の余地が多い。しかし,リンパ節転移がなければ5年生存率が70%あるとの報告もあるため1),その適応,術式を十分に検討すれば治療できる症例が増えるのではないかとも考えられる。
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