Japanese
English
MiniReport
胃癌転移による丹毒様癌の1例
Carcinoma erysipelatodes caused by skin metastasis of gastric cancer
赤井 望
1,2
,
佐々木 優
1
,
岸 晶子
1
,
林 伸和
1
Nozomi AKAI
1,2
,
Yu SASAKI
1
,
Akiko KISHI
1
,
Nobukazu HAYASHI
1
1虎の門病院,皮膚科(主任:林 伸和部長)
2自衛隊横須賀病院,皮膚科
キーワード:
丹毒様癌
,
胃癌
,
皮膚転移
Keyword:
丹毒様癌
,
胃癌
,
皮膚転移
pp.1882-1883
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003597
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
現病歴 10年前に胃癌(pT4aN3M0,Stage Ⅲc)に対して胃全摘術と脾摘術後に,化学療法を施行されていた。5年前に両側卵巣転移して両側卵巣付属器切除術を施行されたが,同年に左頸部リンパ節と左鎖骨上窩リンパ節への転移が出現し,化学療法を再開した。2カ月前から蛋白尿のため化学療法を中止していた。2カ月前に左頸部に疼痛を伴う紅斑と水疱が出現し,近医皮膚科で帯状疱疹として抗ウイルス薬を投与されたが,紅斑は拡大傾向にあった。2週間前から疼痛が強くなり,当科を受診した。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.