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皮膚転移を呈した前立腺小細胞癌の1例
Skin metastasis of small cell carcinoma of the prostate
古舘 和樹
1
,
執行 延明
1
,
丸山 英理
1
,
小栗 瑛実
1
,
安食 さえ子
1
,
栁澤 健二
1
,
髙橋 博之
1
,
後藤田 裕子
2
Kazuki FURUDATE
1
,
Nobuaki SHIGYO
1
,
Eri MARUYAMA
1
,
Akimi OGURI
1
,
Saeko AJIKI
1
,
Kenji YANAGISAWA
1
,
Hiroyuki TAKAHASHI
1
,
Hiroko GOTODA
2
1JA北海道厚生連札幌厚生病院,皮膚科(主任:栁澤健二主任部長)
2同,病理診断科
キーワード:
転移性皮膚癌
,
前立腺癌
,
小細胞癌
Keyword:
転移性皮膚癌
,
前立腺癌
,
小細胞癌
pp.1754-1755
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002913
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現病歴 2017年5月,健診で貧血を指摘されたため精査したところ,前立腺癌が疑われたが前立腺特異抗原(prostate specific antigen,以下PSA)は正常範囲内であった。同年8月,生検にて前立腺小細胞癌の診断が確定となり,化学療法としてPE(シスプラチン+エトポシド)を4コースと放射線療法を施行し,CTにて腫瘍の縮小を認めたため外来経過観察となっていた。しかし,2018年4月に右胸部の皮下結節を自覚し,紅斑を伴い徐々に増大してきたため当科を紹介受診した。
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