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統合失調症患者に生じたRetronychiaの1例
Retronychia in a patient with schizophrenia
金 滋仁
1
,
田村 政昭
2
Jain KIM
1
,
Masaaki TAMURA
2
1群馬大学大学院医学系研究科,皮膚科学(主任:茂木精一郎教授)
2佐野厚生総合病院,皮膚科
キーワード:
retronychia
,
統合失調症
,
テーピング法
Keyword:
retronychia
,
統合失調症
,
テーピング法
pp.1172-1173
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002712
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現病歴 初診2カ月前より明らかな誘因なく,両第1趾後爪郭に発赤,腫脹,疼痛が出現した。疼痛により徐々に歩行に支障をきたしたため,当科を受診した。臨床像から化膿性爪囲炎を疑い,セファクロル(ケフラール®)を1週間,その後ミノサイクリン塩酸塩(ミノマイシン®)を内服したが,改善しなかった。
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