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特集 乾癬治療の達人を目指す
総説
3.乾癬治療を整理しよう ④ 光線療法
3. Reviewing Current Treatments ④ Phototherapy
森田 明理
1
Akimichi MORITA
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科,加齢・環境皮膚科学
キーワード:
ナローバンドUVB
,
エキシマライト
,
在宅光線療法
,
ターゲット型光線療法
,
UV-LED
Keyword:
ナローバンドUVB
,
エキシマライト
,
在宅光線療法
,
ターゲット型光線療法
,
UV-LED
pp.1501-1505
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000964
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1975年,外用PUVAは,名古屋市立大学皮膚科教授水野信行先生らによって,世界に先駆けて,本邦でスタートした。その効果は,当時の治療としては群を抜き,画期的な治療であったと思われる。PUVAにおけるいくつかの問題を解決するため,乾癬皮疹に対して,複数の波長を照射し,その効果と紅斑反応から311~313nmの優位性が明らかとなり,極めて幅の狭い波長特性をもった光線療法(紫外線療法)が開発されるに至った。光線療法を最適化するには,過剰な紅斑反応を抑えながらも,治療効果を高める必要があり,それが,一般診療で用いやすい治療方法につながっていく。
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