憧鉄雑感
第77回 被災大国で診療するということ…
安部 正敏
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1医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック,褥瘡・創傷治癒研究所
pp.1437-1437
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000935
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6月18日の朝,またも大阪を中心として大きな地震が起きてしまった。続く6月28日から7月8日にかけての西日本を中心とする集中豪雨でも甚大な被害が出た。自然災害に対し,人間は無力であり,被災された方々には心よりお見舞いを申し上げる次第である。医師は斯様なときに大いに必要とされる職種であり,ご不自由な環境のなか診療にあたられた先生方のご苦労はひとしおであったに違いない。自らを後回しにする職業は,無論社会的要求が高いからであり,通常はそれが誇りとなる。
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