学会抄録
第131回京都眼科学会(令和7年度)
pp.843-854
発行日 2025年9月5日
Published Date 2025/9/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004283
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❶特別講演(13:00~13:30)
座長:辻川明孝(京都大学)
「AMD診療ガイドライン作成の裏側」
○山城健児*
*高知大学
日本では2008年に加齢黄斑変性の分類と診断基準に関するガイドラインが発表され,2012年には加齢黄斑変性の治療指針に関するガイドラインが発表されている。しかし,その後はガイドラインが改訂されることはなく,新たな治療薬や疾患概念の登場,用語の変化に対応できていない状態が続いていた。10年以上も改訂が行われていなかったが,2024年になってようやく新生血管型加齢黄斑変性の診療ガイドラインが発表された。本講演では新しいガイドラインで改訂された内容を解説し,その背景まで語りたい。

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