特集 角膜知覚を極める
6 神経麻痺性角膜症
岡田 由香
1
1和歌山県立医科大学眼科学教室
キーワード:
神経麻痺性角膜症
,
三叉神経
,
角膜知覚
Keyword:
神経麻痺性角膜症
,
三叉神経
,
角膜知覚
pp.1337-1340
発行日 2020年11月5日
Published Date 2020/11/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001917
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
角膜は眼表面の組織で,その透明性と形状の維持は良好な視力の維持に必須である一方,眼表面に位置することから外傷を受けやすい。角膜の知覚は三叉神経第1枝の支配を受けており痛覚の維持が角膜組織の恒常性維持に重要である。角膜には体内で最も多くの知覚神経終末が分布しており,その数は皮膚のおよそ300~400倍あることが知られている。
Copyright © 2020, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.