特集 眼腫瘍に対する非観血的治療
序論
後藤 浩
1
1東京医科大学 臨床医学系眼科学分野
pp.929-930
発行日 2020年10月5日
Published Date 2020/10/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001821
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腫瘍に対する治療の基本は観血的治療,すなわち外科的切除であるが,悪性腫瘍の場合はこれに放射線治療が加わるが,最近は必ずしもそうとは限らず,眼部に発生する腫瘍も例外ではない。眼腫瘍についても外科的に完全な切除が可能,あるいは放射線治療等で完治が期待できるのであればそれに越したことはないが,視機能の温存に配慮した場合,できるだけ侵襲は少ないほうが好ましいことは言うまでもない。
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