Ⅱ.所見からみた診断の進め方
3 眼位異常 2)内斜視
吉田 朋世
1
,
仁科 幸子
1
1国立成育医療研究センター眼科
pp.1157-1162
発行日 2018年9月30日
Published Date 2018/9/30
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000000843
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内斜視は左右眼いずれかの視線が内側に向いている状態で,内斜位(潜在性)とは区別される。視覚刺激に対する感受性の高い乳幼児期に起こると,自覚症状がなく斜視眼の抑制,弱視,対応異常をきたし,正常な両眼視機能(立体視)が発達しない。一方,学童期以降に内斜視が起こると複視を自覚する。
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