技術
超音波-赤外線カメラ位置決め装置の精度解析
菅 恒彦
1
,
小幡 史郎
,
太田 嘉昭
,
鐘ヶ江 真弥
,
井上 陽太
,
黒岩 瑛
1長崎県島原病院 放射線科
キーワード:
赤外線
,
前立腺腫瘍
,
超音波
,
後向き研究
,
超音波プローブ
,
画像誘導放射線療法
,
位置決めマーカー(画像)
Keyword:
Ultrasonic Waves
,
Infrared Rays
,
Prostatic Neoplasms
,
Retrospective Studies
,
Fiducial Markers
,
Radiotherapy, Image-Guided
pp.595-600
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.18888/J01565.2017248435
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前立腺癌に対するSonArrayによる標的輪郭合わせの画像誘導放射線治療(IGRT)を開始し、体幹部固定具+リニアックグラフィ2方向による骨合わせで約60例に施行した。SonArrayシステムの精度について検討した。直近3ヵ年における毎治療前の赤外線カメラと超音波装置の位量誤差はのべ739回で、それぞれ0.31mm±0.13mm、0.37mm±0.18mmであった。超音波装置-赤外線カメラシステムの総合的な誤差について、設置されているレーザーポインターの誤差を±0.5mmと仮定すると、[(レーザーポインターの誤差)2+(赤外線カメラの誤差)2+(超音波の誤差)2]の平方根で最大1.05mmと考えられた。
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