治療
円形脱毛症に対するステロイドミニパルス療法の効果の検討
長谷川 智仁
1
,
水野 雄貴
,
守屋 智枝
,
松山 かなこ
,
徳住 正隆
,
岡野 智美
,
周 円
,
清島 真理子
1岐阜大学 皮膚科
キーワード:
Methylprednisolone
,
脱毛症-円形
,
治療成績
,
年齢因子
,
パルス療法(薬物療法)
,
静脈内注入
Keyword:
Alopecia Areata
,
Age Factors
,
Infusions, Intravenous
,
Methylprednisolone
,
Treatment Outcome
,
Pulse Therapy, Drug
pp.1969-1972
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017129387
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ステロイドミニパルス療法を行った円形脱毛症56例の治療成績について検討した。その結果、6ヵ月後の評価は54例で可能であった。全体では著効27.8%、有効33.3%、やや有効14.8%、不変14.8%、悪化9.3%で、やや有効以上は75.9%であった。罹病期間が6ヵ月未満の45例では著効33.3%、有効28.9%、やや有効17.8%で、やや有効以上が80%であった。罹病期間が6ヵ月以上の9例では著効とやや有効はなく、有効例が55.6%であった。脱毛範囲で比較すると、やや有効以上はS1+S2で90.3%、S3で44.4%、S4で66.7%、S5で62.5%であった。
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