症例
多発性Apocrine Poromaの1例
中橋 佳大
1
,
福田 英嗣
,
高橋 美咲
,
大原関 利章
,
向井 秀樹
1東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科
キーワード:
汗腺腫瘍
,
前腕
,
臀部
,
免疫組織化学
,
汗孔腫
,
皮膚外科
Keyword:
Buttocks
,
Forearm
,
Immunohistochemistry
,
Sweat Gland Neoplasms
,
Poroma
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.417-420
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2016208986
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63歳女。20年前より左前腕に扁平隆起した紅色結節を自覚し、10年前より右臀部にも同様の紅色結節が出現し、ともに増大傾向があり、切除希望にて当科を受診した。初診時、左前腕に25×22mm大、右臀部に20×12mm大の紅色結節を認め、病理組織学的所見より、いずれの病変もapocrine poromaと診断した。両病変ともに全摘出術を施行し、1年経過した現在、再発や他部位への出現は認めない。
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