発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007291651
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腰椎分離修復術を行った10歳代のアスリート11例を対象に、その治療成績を検討した。内訳は男性9例、女性2例、年齢は14~19歳(平均16.2歳)で、種目は野球3例、柔道3例、ラグビー3例、サッカー1例であった。1)分離部はL5が9例、L4が2例で、X線またはCT検査上の骨癒合までの期間は9例が判定可能で、平均3.8ヵ月であった。2)JOAスコアは術前平均21.8点から術後平均27.5点に改善し、全例でスポーツ復帰が可能であり、術後のスポーツ復帰期間は平均5.2ヵ月であった。3)術後のスポーツ復帰レベルは、11選手とも県大会および全国大会レベルで成績を残した。
©Nankodo Co., Ltd., 2007