論究
新しく開発した簡易型脛骨前方移動量測定装置の有用性
木村 由佳
1
,
津田 英一
,
平賀 康晴
,
山本 祐司
,
奈良岡 琢哉
,
石橋 恭之
1弘前大学 大学院医学研究科整形外科学講座
キーワード:
脛骨
,
膝外傷
,
靱帯損傷
,
スポーツ障害
,
前十字靱帯
,
結果再現性
,
診断用機器
,
前十字靱帯再建術
Keyword:
Athletic Injuries
,
Knee Injuries
,
Tibia
,
Reproducibility of Results
,
Anterior Cruciate Ligament
,
Diagnostic Equipment
,
Anterior Cruciate Ligament Reconstruction
pp.985-989
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00767.2016382777
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著者らの開発した簡易型脛骨前方移動量測定装置(KMI)の有用性について、膝前十字靱帯(ACL)損傷患者および再建術後患者67例134膝を対象に検討した。その結果、KMIとKT-1000sの脛骨前方移動量(ATT)測定値、患健側差には有意差を認めず、高い相関が示された。また、検者間で高い再現性が得られた。以上の結果から、KMIはKT-1000sと同様にACL損傷の診断、術後の評価に有用であると考えられた。
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