特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
IX 免疫
86.血管性紫斑病とステロイド薬
山崎 崇志
1
1埼玉医科大学総合医療センター 小児科
キーワード:
Methylprednisolone
,
Prednisolone
,
関節疾患
,
紫斑病-Schoenlein-Henoch
,
消化器徴候と症状
,
腎炎
,
皮膚疾患
,
禁忌(治療)
Keyword:
Joint Diseases
,
Nephritis
,
Methylprednisolone
,
Prednisolone
,
Purpura, Schoenlein-Henoch
,
Signs and Symptoms, Digestive
,
Skin Diseases
pp.1686-1687
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086358
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紫斑だけであれば特別な治療は必要ない.以前は止血薬や抗線溶薬を投与することもあった が,有効性は疑問視されており現在は必ずしも使用されているわけではない.関節痛にはアセトアミノフェンなどの消炎鎮痛薬が有効だが,強い関節痛・腹痛がある場合にはステロイド投与を考慮する.
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