特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
IX 免疫
81.若年性特発性関節炎と非ステロイド内服薬
和田 靖之
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院 小児科
キーワード:
関節炎-若年性
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
経口投与
,
禁忌(治療)
,
Cyclooxygenase 1
,
Cyclooxygenase 2
,
小児薬用量
Keyword:
Administration, Oral
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Arthritis, Juvenile
,
Cyclooxygenase 2
,
Cyclooxygenase 1
pp.1676-1677
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086353
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関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)の治療は疾患修飾性抗リウマチ薬(disease-modifying antirheumatic drugs:DMARDs)および生物学的製剤の登場により,めざましい進歩を遂げている.このように発病早期から積極的な治療を行うことでdrug free に至る可能性がより高くなった.その結果,非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal anti-inflammatory drugs:NSAIDs)を中止可能になる症例も増加しているが,依然としてNSAIDs はRAの治療経過中には補助的薬剤として必要な位置にあり広く用いられている.
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